2025年12月15日から、楽天ギフトカード(楽天バリアブルカード)の大幅な仕様変更が発表されました。販売は続きますが、今回の改定内容により、これまでポイ活ユーザーが使っていたVNEOBANK → WAON → 楽天ギフトカード → 楽天キャッシュ → 楽天ペイ請求書払いこの納税ルートの還元メリットが完全に消滅しました。

この記事では、何がどう改悪されたのか、なぜ還元ルートが成立しなくなったのか、旧ルートで得られていたポイントをわかりやすくまとめます。
楽天ギフトカードの仕様変更(2025/12/15〜)
楽天公式より、以下の通り商品仕様の変更が発表されました。
旧仕様(〜2025/12/14)
自由に納税額ぴったりの金額を購入できた
新仕様(2025/12/15〜順次販売)
選べる金額は6種類のみ:
購入額より楽天キャッシュが必ず減る手数料制へ変更。
買えば買うほどマイナス(損)になる設計になってしまいました。

最大の改悪です。
なぜ旧ポイ活ルートが成立しなくなったのか?
旧ルートは以下の流れ

① 他行 → VNEOBANKへ入金
1万円ごとに20pt(条件あり)
② VNEOBANKデビット → WAONチャージ
1.5%還元(Vポイント)
③ WAONで楽天ギフトカード購入
1%還元(WAON POINT)
④ 楽天キャッシュへチャージ → 楽天ペイ請求書払い
納税に使用(ここは還元なし)
【ポイント】旧ルートは楽天ギフトカードを等価で買えるから成立していた
旧:10,000円 → 10,000円分の楽天キャッシュだからWAON1%還元分がお得になっていた。
しかし、新仕様では…
10,000円 → 9,700円分の楽天キャッシュ(マイナス300円)
30,000円 → 29,100円分(マイナス900円)
WAONで1%還元されても、ギフトカードの手数料分のマイナスが大きすぎて完全に赤字。
結論:
③の【WAONで楽天ギフトカードを買って1%還元】の恩恵が、新仕様のマイナス手数料で完全に消滅。
その結果、このルートで納税しても得どころか損になるため、実質使えないルートとなってしまった。
旧ルートで得られていた還元
合計で 2.5%以上の還元 を狙える強力ルートでした。

これが今回の仕様変更で完全に終了ということになります。
まとめ
楽天ギフトカードの販売が終了したわけではありません。今回の仕様変更によって
WAON1%還元を加味しても赤字になる → 旧ポイ活納税ルートが成立しないという結果に。つまり、仕様変更のせいでポイント還元ルートが実質終了というのが正確な現状です。



